モラハラ夫(モラハラ妻)と離婚をしたいけど、自力では難しそう…
そもそもモラハラで離婚できるの?
弁護士に相談に行きたいけどどうしたらいいの?
弁護士相談ってハードルが高く感じますよね。
私もそう思っていました。
今回は私の体験談をご紹介しますね。
私はモラハラ夫との離婚を目指していますが、自力では無理だと判断しました。
そこで、弁護士の無料相談へ行き、最終的には弁護士へ委任契約をしました。
今回は私の経験談を踏まえて弁護士の無料相談についてご紹介します。
モラハラが理由で離婚できる?
結論から言うと、モラハラが理由で離婚は可能です。
「婚姻関係を継続し難い重大な事由」に該当すれば離婚は認められます。
モラハラは精神的DVですが、多くの場合「経済的DV」「性的DV」「面前DV」も同時に受けているようです。
十分に離婚の理由となりえますので、モラハラが理由で離婚することは可能です。
ですが、モラハラをする人はその多くがプライドが高く、世間体を気にします。
せっかく手に入れた奴隷をそう簡単に手放すことはしません。
そして、モラハラ夫(妻)が「離婚する」と言ってきたとしても、それは単なる脅しです。
モラハラ夫(妻)は本気で離婚をしたいとは考えていません。
法律上離婚は可能ですが、そう簡単に離婚できないという事実も確かです。
モラハラ離婚は弁護士に相談できる?
モラハラ夫(妻)との離婚の相談は可能です。
相談先や注意点などについて説明します。
どこの弁護士に相談するのかですが、相談先として考えられるのは3つです。
- 離婚に特化した法律事務所
- 市区町村の法律相談を利用する
- 法テラスを利用する
- 相談サポートを利用する
簡単に説明していきます。
離婚に特化した法律事務所
ずばり離婚に特化した弁護士を探すべし!
特にモラハラ案件を数多く扱った経験のある弁護士を探すのが良いです。
経験がありますので、話もスムーズに進みますし、アドバイスも的確だと思います。
インターネットで「◯◯市 モラハラ 離婚弁護士」などで検索すると出てきます。
市区町村の法律相談を利用する
週に1回程度市区町村にて法律相談が実施されています。
完全予約制の場合が多く、モラハラ案件を扱ったことのある弁護士なのか当日にならないと分かりません。
離婚に伴う法律関係について相談するのであれば良いかもしれません。
法テラスを利用する
法テラスは経済的に余裕のない方を対象に無料の法律相談を実施しているところです。
利用するためには条件があります。
利用するためには、収入や資産が一定額以下であることなどが要件になっています。
ちなみに、私は対象外でした。
しかし、利用対象者になることができれば、弁護士費用を抑えて委任することができます。
相談サポートを利用する
相談サポートというサービスを利用して、弁護士を探すという方法もあります。
メールや電話で受け付けした後に、住んでいる地域や相談内容に適した相談パートナーから折り返しの連絡が入ります。
解決に向けて有料の相談となる場合もありますので、相談する際は必ず「無料」であることを確認してください。
弁護士探し・委任契約するまでの注意点
では、どのようにして弁護士を探すと良いでしょうか。
結論から言うと離婚を専門にし、できる限りモラハラに理解のある弁護士を探して委任するようにしてください。
理解があまりない場合、不利になる可能性があります。
弁護士を探し、委任契約するまでには以下のことに気を付けてください。
- モラハラ案件の経験豊富な弁護士かどうか
- 弁護士無料相談を活用する
- 妥協しない
では、この3点について簡単に解説していきます。
モラハラ案件の経験豊富な弁護士かどうか
やはり経験は大事です。
これまで扱ってきた回数が多ければそれだけ経験値は高いですし、いろいろなことを知っています。
アドバイスの質も量も多くなってきます。
どうしても近場にモラハラ案件の経験豊富な法律事務所がない場合でも、今はオンラインでの相談もできる時代です。
諦めないで大丈夫です。
ちなみに、私はモラハラ夫から逃げた先には離婚に特化した法律事務所がありません。
なので、どうしても逃げる前に決める必要がありました。
私は逃げる前に弁護士を探して、オンラインで再度法律相談し、委任しました。
弁護士無料相談を活用する
法律事務所での相談も無料でできる場合があります。
ただし、「初回の30分または60分間だけ無料」という場合がほとんどです。
2回目以降は有料となる場合が多いです
相場としては、30分5,000円、60分10,000円くらいです。
これより高額な場合はカモにされる場合がありますので、決して近づいてはいけません。
また、無料相談がなく、初回から相談料が発生する場合もあります。
その場合の相場も30分5,000円、60分10,000円くらいです。
妥協しない
絶対に妥協してはいけません。
委任契約をする場合、離婚が成立するまでともに戦ってくれるパートナーですし、決して安くないお金も発生します。
絶対に妥協しないでください。
1箇所目がだめでも次に行く法律事務所の弁護士とは相性がいいかもしれません。
諦めなければ「この人なら任せられる」という弁護士に出会うことができます。
頑張りましょう。
モラハラ離婚の弁護士相談であると便利なもの
私が用意しておいて良かったと思うものをご紹介します。
- 夫婦(家族)の年表
- モラハラについての資料
- 両家の家族構成表
無料相談の場合、時間は限られていますので事前に資料を準備しておくことで、相談時間を有効に活用することが可能です。
モラハラ離婚の弁護士相談の流れ
私は2個所の法律事務所に相談に行きました。
その時の体験談となりますが、相談の流れについてご紹介します。
1.事前予約をする
LINEや電話、HP上から予約を行います。
希望する日時を指定することも可能です。
2.相談内容を伝える
弁護士相談の前に相談内容の聞き取りがありました。
これは法律事務所により伝えるタイミングは異なりました。
1箇所は予約時、2箇所目は当日に用意された用紙に答えていく形でした。
聞かれた内容
・夫婦それぞれの氏名、年齢
・家族構成、両家の家族構成、年齢
・相談内容(離婚したい)
・モラハラの内容
・お互いの保有財産(預貯金、株、投資信託、不動産など)
3.弁護士相談の実施
事前に伝えた相談内容を基に詳しく聞き取りがあります。
また、相談の一番最初に「離婚の意志」がどれくらい強いのか確認がありました。
一通り聞き取りがあった後に相談したいこと、悩み、心配などを話してアドバイスを貰うこともできました。
私が相談した内容の一部
・財産分与はどうなるのか
・親権は取れるのか
・別居したいがどうしたらいいのか
・他県へ引っ越すが継続して弁護士相談は可能か
詳しくは別の記事で書く予定ですが、聞かないとアドバイスをもらえない場合もあります。
私が現在委任している弁護士さんは聞かなくてもアドバイスをしてくれる先生ですが、聞かれたことだけに答える方もいます。
これについては本当に合う合わないだと思います。
4.金額の提示
弁護士へ委任した場合、どれくらいの料金になるのか提示がありました。
委任するかどうかを迫られることは一切ありませんでした。
協議離婚ならば◯◯円、調停離婚なら◯◯円…などを教えてもらいます。
5.終了
特にアラームが鳴るなどはなく、弁護士さんが時計で時間を確認し、終わりになります。
モラハラ離婚の法律相談まとめ
今回はモラハラ夫(妻)との離婚の悩みについて記事を書いてみました。
モラハラ夫(モラハラ妻)と離婚をしたいけど、自力では難しそう…
そもそもモラハラで離婚できるの?
弁護士に相談に行きたいけどどうしたらいいの?
私自身まさか自分の人生において、弁護士に相談する日が来るなんて思ってもいませんでした。
あなたもそうではないでしょうか。
誰もが幸せになるため結婚をしたと思います。
そして、相手はモラハラ夫(妻)なので離婚を決意したけど、自力では到底無理そう・・・
そう思って我慢し続けている方は弁護士相談も視野に入れてみてください。
力になってくれる弁護士は必ずいます。
一緒に頑張りましょう。
息抜きも忘れずに!
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