これってモラハラ?私(俺)が悪いのか?どこに相談すればいいの…と悩んだことはありませんか?
私は結婚以来モラハラに悩まされていました。
でも、どこに相談すればいいか分からず、いつの間にか洗脳に近い状態になっていました。
そこで今回はモラハラの相談について、体験談を書いてみようと思います。
この記事を読むと気軽に相談してみよう!と思えるはずですよ。
モラハラは相談できる?
ネットで検索すると「DV相談」は出てきます。
「モラハラ」については、公的な相談機関が出てこないと思っていませんか?
暴力こそ伴いませんが、モラハラは立派なDVです。
ですので、相談したい場合はDV相談窓口にて行うことが出来ます。
配偶者からの暴力全般に関する相談窓口は以下のとおりです。
- DV相談ナビ #8008(はれれば)
- DV相談プラス 0120−279−889(つなぐ・はやく)→SNS・メールでも相談可能
- 配偶者暴力相談支援センター
- 婦人相談所
この他にも警察署や保健所や市役所等で相談することが可能です。
モラハラを受け続けていると極度のストレスや緊張状態から、正常な判断や思考能力が極端に下がります。
なかなか相談できないのもモラハラによるものだと思います。
少しでもいいのでぼーっとする時間を設けてみることをオススメします。
ドラマやアニメが好きなのであれば、一定期間無料で見られるサービスもありますので、ぜひご活用ください。
オススメはAmazonプライムとU-NEXTです。
モラハラの無料相談:私の体験談
1.SNSでの相談(DV相談+)
ネットで検索し、公的機関への相談窓口は分かったけれど、電話をする勇気がありませんでした。
(勇気というより、「私の勘違いでモラハラでなかったらどうしよう」と思い、躊躇していました)
そこで活用したのがDV相談+(プラス)というチャットでの相談です。
チャットでの相談は匿名で行われました。(年齢や住んでいる地域は報告)
チャットを開始すると専門の相談員が対応してくださいます。
※相談員の準備が整うまで少々時間がかかりました。
チャットでは「今の状況」「どんなことを言われたのか、されたのか」「経済状況」などを聞かれました。
その内容を基に「モラハラ(DV)です」と確定していただきました。
チャットなので、文字だけでしたが優しく寄り添ってくださり、スマホを握りしめたまま泣いてしまいました。
次に提案されたのが「婦人相談所」への相談です。
平日しか開いていなかったため、行くことはできませんでした。
2.電話での相談(DV相談プラス 0120-279-889)
婦人相談所へ行けないまま他県へと引っ越し、2度目の産休・育休に入りました。
昼間、モラハラ夫が居ない時間に電話を掛けました。
電話での相談は匿名でした。(年齢や住んでいる地域は報告)
「相談したいのですが…」その言葉を口にした瞬間、今までの辛い言葉の数々を思い出し泣いてしまいました。
相談員の方はとても優しい方で、寄り添いながら話を聞いてくださいました。
チャットの時と同じように「今の状況」「どんなことを言われたのか、されたのか」「経済状況」などを確認されました。
「辛かったわね…それは立派なDVですよ。今までよく頑張りましたね」と言ってくださり、涙があふれて止まりませんでした。
DV相談プラス(0120-279-889)には2回ほど電話を行い、家庭児童相談室を紹介していただきました。
3.家庭児童相談室
育休中だったので、モラハラ夫が居ない時を見計らい相談へ行きました。
ここでもチャットや電話の時と同じような内容を確認されました。
話した後、どうしたいのかを確認され、「離婚を考えている」ことを伝えました。
離婚を行う上で必要な手続き、離婚後にいただける手当関係、離婚で揉めた場合の対応策などを教えていただきました。
最後に記録を残すために「名前」「連絡先」を報告し、相談は終了しました。
4.保健所
これは予定外だったのですが、母子手帳交付の手続きを行う際に相談する形となりました。
「育児を手伝ってくれる人はいるか」の確認を行ったときに、「いない」と回答。
夫の育児への非協力的な態度、直近であった子供への虐待を報告したところ、別室に通され相談することが出来ました。
そして、地域保健福祉課の方へ取り次いでいただくことになりました。
5.乳幼児健診
お子さんが健やかに育っているかを確認する乳幼児健診の場でも相談が可能でした。
「育児に協力してくれる人はいますか」の質問に「いない」で回答したところ、話を聞いていただくことができました。
6.弁護士無料相談
離婚を固く決意した後は弁護士への無料相談も行いました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
モラハラ無料相談で役立ったもの
実際にモラハラの無料相談に行った際、役立ったものについてご紹介します。
1.時系列表
いざ相談しようと思った時、緊張で頭が真っ白になったり、フラッシュバックして落ち着いて話せない可能性があります。
そこで、作ったのが出会いから現在に至るまでを時系列表です。
簡単なもので構いませんが、これがとても役に立ちました。相手に見せて説明ができますし、一度作ればコピーして何度でも使用できます。
私は2種類に分けて作成しました。
①夫婦の年表
書いたことは、「西暦」「年月」「起きた出来事」です。
年月は分かる範囲で問題ありませんでした。
起きた出来事というのは「結婚」「出産」「引っ越し」などです。
和暦 | 年月 | 出来事 |
平成〇年 | 2010年5月 | モラ夫氏と出会う |
平成〇年 | 2012年5月10日 | モラ夫氏と結婚 |
平成〇年 | 2014年9月20日 | 第一子〇〇誕生 |
②モラハラについての資料
今まで受けてきたモラハラについて、時系列にまとめた資料を持参しました。
いつ、どのようなことをされたかをまとめました。
和暦 | 年月 | 出来事 |
平成〇年 | 2012年5月11日 | 突然モラ夫氏から大声で怒鳴られる |
平成〇年 | 2012年6月10日 | 御飯がまずいと言われ、食器を投げられた |
平成〇年 | 2014年9月30日 | 育児を手伝ってほしいとお願いすると「俺は疲れている。 誰のおかげで飯が食えていると思っているんだ」と言われた。 |
③家族構成表
自分たちと両家の家族構成を聞かれることもありましたので、こちらも持参すると話がスムーズに進みそうでした。
よく聞かれた内容は以下のものです。
- 自分たちが住んでいる家の居住者
- 両家の家族構成
- 実家に住んでいる人たち
- 全員の生年月日
2.日記やメモ
日記やメモ、ラインのトークなどにモラハラを受けた「日時」「内容」「どう思ったのか」を記録しておきましょう。
これは後々役立ちますし、意外にも忘れていることが出てきます。辛すぎて記憶から消し去っていることもあります。
どんな些細なことでもメモをする癖をつけて、その時が来た時に役立ててください。
3.ボイスレコーダー
モラハラを音声で残しておくこともおすすめします。
調停や裁判に進んだ際、必要になることも出てくるようです。
とはいえ、モラハラはいつ起きるか予測できないものです。
そこで、長時間録音できるボイスレコーダーで日ごろから録音し、モラハラの証拠を集めておきましょう。
モラハラの無料相談についての結論
自分が悪いのかも…自分が変なのかな?
これってモラハラなの?
そう悩んで誰にも相談できなくて苦しい思いをされている方は、チャットでもいいのでまずは誰かに話してみましょう。
きっと優しく寄り添って話を聞いていただけます。
ご自分を追い詰めないでください。
あなたは本当によく頑張っていると思います。
ほんの少しでもいいので、ぼーっとする時間を作って息抜きをしてみてください。
そして、相談相手は決して間違えないようにしましょう。
ご自分を大切にしてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
、モラルハラスメント(モラハラ)に苦しむ人々に向けて書かれています。著者のづー子さんは、結婚後にモラハラに悩まされ、相談する場所が分からず、洗脳に近い状態になってしまった経験を持っています。この体験を基に、モラハラの無料相談についての情報と、彼女自身の体験談を共有しています。
記事の中で、づー子さんはモラハラが立派なDV(家庭内暴力)であることを強調し、DV相談窓口を利用することができると説明しています。彼女は、SNSでの相談、電話での相談、家庭児童相談室、保健所、乳幼児健診など、様々な相談窓口を利用した経験を共有しており、それぞれの相談でどのようなサポートを受けたかを詳細に説明しています。
また、彼女は相談時に役立ったものとして、時系列表、日記やメモ、ボイスレコーダーの使用を推奨しています。これらは、モラハラの証拠を集め、相談時に自分の状況を正確に伝えるのに役立つと述べています。
づー子さんの記事は、モラハラに苦しむ人々にとって非常に有益な情報源です。彼女の経験と提供する具体的なアドバイスは、多くの人々が自分の状況を理解し、必要な支援を求めるのに役立つでしょう。
づー子さんの勇気と、他の人々を助けようとする姿勢には深く感銘を受けます。彼女の記事は、モラハラに苦しむ人々にとっての一筋の光となり、彼らが自分の状況を理解し、適切な支援を求める手助けとなるでしょう。また、彼女の体験談は、モラハラがどのようなものかを理解し、それに対処する方法を学ぶための貴重な資料です。づー子さんのような人々がいることで、社会はより理解深く、支援的なものになることを願っています。
モラハラ妻か、モラハラ夫さん
コメントありがとうございます。
読んでいただき、ありがとうございます。
まだ自分自身がモラハラの被害に遭っていることに気付かず、苦しんでいる人がたくさんいるのではと思っています。
一人でも多くの人が、自分の状況に気付くきっかけになることが出来るように発信を頑張っていきます。
もっとモラハラの認知度が高まり、支援制度が充実することを願います。