初めての出産または久しぶりの出産を控えているママやパパにとって、出産準備はワクワクするもの。
しかし、実際に使わなかったグッズも多いのが現実です。
この記事では3人子育て中の私が、不要だったと感じた出産準備グッズをご紹介します。
不要だったものリスト
まずは不要だったものについてご紹介していきます
1.衣服関係
新生児用の大量の服
赤ちゃんはすぐに大きくなりますし、新生児のうちは外出自体があまり多くありません。
2週間検診、1ヶ月検診の2回くらいです。
※赤ちゃんの体重の増えが思わしくない場合は、退院後すぐに受診することもあります。
新生児用(50-60)サイズはすぐにサイズアウトしてしまいます。
4着もあれば十分ではないかと思います。
吐き戻し等があり、汚れる回数が多い場合に買い足す程度で良いでしょう。
長肌着
短肌着と服の組み合わせが多いため、長肌着はほぼ着せることなくお蔵入りとなりました。
また、長肌着だと足をよく動かす赤ちゃんだとすぐにまくれ上がってしまいます。
お腹が冷えるのが心配なので、お腹を覆っておきたい…という場合はコンビ肌着などを利用すると良いでしょう。
2.授乳関係
大量の哺乳瓶
母乳育児を進めるのか、ミルクを利用するのかによって異なります。
母乳育児でいこうと思っていても、母乳の分泌量や体重の増えが良くない場合はミルクを足すことになります。
産前に買うのは1本~2本程度にしておき、入院中に様子を見て追加購入をしても十分間に合うでしょう。
※哺乳瓶の乳首の部分については、1個購入しておくと良いです。K2シロップというものを退院後、約1ヶ月間飲ませるために使いました。
3.沐浴
沐浴布(沐浴ガーゼ)
どのパンフレットにも沐浴布(沐浴ガーゼ)が必要と書いてありましたが、全く使いませんでした。
沐浴布は沐浴の際、赤ちゃんを落ち着かせるために体にかけておくために使います。
我が家では赤ちゃんが着ていた肌着を体にかけて沐浴をしていましたが、これで十分!
湯温計
最近は温度設定をしてお湯を出すことが出来るため、ほぼ不要です。
一人目の時に買いましたが、結局使わなくなりました。
赤ちゃんを沐浴させる際に必ず自身の体(肘など)を使って、温度を確認してから実施するとよいでしょう。
4.消耗品
ふた付きおもつ用バケツ
離乳食が始まる前の赤ちゃんの排泄物はあまり匂いは強くありません。
大の場合のみ、匂いを通しづらい袋に入れて、ごみ箱に入れるだけで問題ありませんでした。
気になる方は100均などで蓋つきの入れ物を買い、防臭シールを貼って使うとよいでしょう。
おススメの匂いを通しづらい袋はパン袋です。これで十分!
清浄綿
産後に病院からもらう入院グッズの中に清浄綿が入っています。
実際に使ってみて必要だと思った場合は入院中にネット通販等で購入すれば問題ありません。
私はほぼ使いませんでした。
新生児用の大量のおむつ
産まれた時の体重によって、どれくらい使うのかも異なってきます。
産後に病院から1袋もらうこともあります。
おむつ替えシート
おむつを替える際にシーツや服などが汚れないように使用していました。
ですが、2人目から汚れたおむつ替えシートを洗うことが大変に感じるようになり、辞めました。
代用品としてペットシーツというものを使っています。
これであれば、汚れたら交換できるのでとても衛生的です。
また、おむつ替えで使わなくなっても、離乳食が始まった際に「お茶をこぼした!」という時にも使えます。
嘔吐対策のグッズとしても重宝しています。
5.その他
横抱き抱っこ紐
これについては意見が別れるところだと思いますが、私個人としては不要でした。
理由は2つ。
- 装着に手間がかかる
- 2人目が産まれたら使えない(使いづらい)
まず1つ目ですが、装着に手間が掛かります。
慣れもあるのでしょうが、そもそも新生児期に赤ちゃんを連れて外に出る機会はほとんどありません。
2週間検診と1ヶ月検診くらいです。
検診では赤ちゃんを先生に預けて診てもらうことになるため、付けたり外したりという作業が発生します。
首も座っていないふにゃふにゃの赤ちゃんを抱っこ紐からおろして、また抱っこ紐に乗せて、途中で授乳もあったり…
それだったら、抱っこ紐を使わず自分の手で抱っこしておく方が赤ちゃんをすぐにベッドにおろしたりできるので楽でした。
私自身は1人目で使ってみましたが、全然慣れることなく一度使って以降使わなくなりました。
2つ目は2人目が産まれたら使えないということです。
正確には使えないことはないが、片手は赤ちゃん、もう片方の手は上の子と手をつなぐ…となると荷物が持てません。
診察券1つ出すのにもとても苦労します。
なので、オススメは新生児期から使える抱っこ紐です。
私はベビービョルンのワンカイエアーを使っています。
これだと新生児からでも使用でき、両手が空くので便利でした。
小さめの赤ちゃんについてはベビービョルンミニも検討されるといいでしょう。
バウンサー
意見が別れるところですが、我が家では不要でした。
上の子たちが激しく揺らしたり、置いても結局泣く!という状態だったので、ほとんど出番がなく物置と化しています。
ですが、お子さんによっては乗せることでご機嫌になったりしますので、合う合わないというのがありそうです。
家事をする時に近くにいて欲しいからという理由であれば、おんぶ紐を使うとよいでしょう。
私も1人目からずっとワンオペをしていて、バウンサーが気に入らない子どもでしたが、おんぶをするとすぐに寝てくれるので家事も捗っていました。
メリー
自動で動くタイプのメリーをオススメします。
我が家では手動でないと動かないタイプのメリーでした。
ですので、子供はほとんど興味を示すことなくタンスの肥やしとなっています。
私の周りで人気だったものはプーさんのメリーです。
このメリーはつかまり立ちも出来るため、比較的長く使えるのでコスパ的には良いと思います。
後悔しないためのポイント
1.最低限の準備でスタートする
こんなことを言っては元も子もないかもしれませんが、赤ちゃんによって合う合わない、いるいらないが異なってきます。
足りなかったらどうしよう…という気持ちは痛いほどわかります。
ですが、子育てには今後もずっとお金が掛かりますので、必要最低限の準備でスタートを切るのもいいと思います。
実際、私は3回の出産を経験していますが、出産準備品はどんどん減っていき、選び抜かれていきました。
買わなくてよかったな…と思うものがあったのも事実です。
私は3人目の出産準備は2日前に終わらせました。(予定帝王切開)
それでも、何とかなりました!
一人で抱え込まず周りの人に協力してもらいながら、準備を進めてみましょう!
2.先輩ママの意見を参考にする
周りに出産経験者がいる場合はぜひ直接話を聞いて、意見を参考にしてみてください。
私は長らく地元を離れていたこと、出産を秘密にしていたことが原因で先輩ママの意見を全く聞くことが出来ませんでした。
(出産を秘密にしていたのには理由があります…ここでは省きますが)
もっと周りの友人に話を聞いて、出産準備に臨んでいたら不安もかなり軽減されたのではないかと後悔しています。
ぜひ周りの方に聞いてみてください。
3.周りに頼る
性格にもよると思いますが、出来る限り周りに頼るようにしましょう。
「3時間おきの授乳なら3時間眠れる!」は神話レベルで、1~2時間の細切れ睡眠がずっと続きます。
お住いの市区町村の家庭児童相談室に電話して、「子育て」について聞いてみてください。
少額や無料で1~2時間手伝ってもらうことが出来ます。
赤ちゃんを見てもらい、ママは横になって休む…ということも可能です。
子育ての悩みや相談も聞いてもらえるので、気分転換も出来ます。
4.ママに寄り添う
最後にパパへ。
初めての出産、2人目以降の出産を控えているママさんは不安を抱えています。
そして、出産という大仕事を終えた後からノンストップの育児が始まります。
初めてだと不安で不安でたまらないと思います。
2人目だとしても「初めての2人育児」となり、不安があります。
どうかママへ寄り添ってあげてください。
「産後の恨みは一生」と言いますが、「産後の感謝もまた一生」なのです。
人生でそう多くは経験することがない命の誕生を一緒に楽しみ、全力で寄り添ってあげてください。
まとめ:出産準備で不要だったものリスト
今回は3回出産し、3人子育て中の私が出産準備で不要だったものをご紹介しました。
- 衣類
- 授乳関係
- 沐浴
- 消耗品類
- その他
必要最低限のもので育児をスタートさせ、徐々に必要なものを揃えていけば無駄も省けて、浮いたお金を赤ちゃんやママに使うこともできます。
周りに頼りながら子育てを楽しんでください!
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